ハワイでハイキング:ライアン樹木園のアイフアラマ滝(オアフ島)

チャイニーズグラウンドオーキッド
チャイニーズグラウンドオーキッド

樹木園内をハイキング

ホノルル市内に数多くある森林トレイルで、観光客やファミリーに1番人気のトレイルは、おそらくマーノア・バレー(Mānoa Valley)の奥にあるマーノア滝(Mānoa Falls)へ行くコースだろう。こちらのコースもいずれ紹介したいが、今回は、その隣にあるライアン樹木園(Lyon Arboretum)内のアイフアラマ滝(ʻAihualama Falls)までハイキングに出かけた。

ライアン樹木園(Lyon Arboretum)は、オアフ島マーノア・バレーの奥部に位置する樹木園。194エーカーという広大な敷地に、5,000種以上の熱帯植物が植えられている。

ハワイ大学によって管理されており、ハワイのユニークな植物相の研究や保護が行われている。また植物だけでなく、鳥、昆虫、川辺の生態系、気象、土壌、水文学など、様々な分野での研究の場、教育の場となっている。一般市民向けのセミナーやヨガなどのイベントも頻繁に行われている。

開園日と時間は、2017年5月現在、以下の通り。

  • 月曜~金曜:午前8時~午後4時
  • 土曜:午前9時~午後3時
  • 休園日:日曜、州・国の祝日

トレイル概要

名前Lyon Arboretum
場所オアフ島ホノルル(Honolulu)。McCully Shopping Centerから約7km
駐車場あり
トイレあり
高低差約70m
距離往復約2km
時間往復2~3時間(トレイル入口まで行く時間は除く。筆者は頻繁に長い時間立ち止まって写真を撮ることが多いので、あくまでも目安)

トレイル入口までの行き方

地図

車で行く場合(McCully Shopping Centerから)

  • Kapiʻolani Blvd.を東(ダイヤモンドヘッド方面)に進む。
  • University Ave.を左折。
  • S King St.との交差点を直進。
  • H1フリーウェイの下を通りすぎる。
  • ハワイ大学を右手に通りすぎる。
  • Oʻahu Ave.を道なりに右折(曲がり角はゆるやかで信号機はない)。
  • E Mānoa Rd.を直進(信号機あり)。
  • 信号機がない5叉路で、Mānoa Rd.を右折。
  • マーノア・フォールズ・トレイル(Mānoa Falls Trail)の駐車場を右手に通り過ぎる。
  • 鬱蒼とした森のなかを、Mānoa Rd.の終点まで進む。
  • マーノア・フォールズ・トレイルの入り口手前を左折。
  • Mānoa Rd.の終点に、ライアン樹木園(Lyon Arboretum)の駐車場がある。

バスで行く場合(アラモアナセンターから)

山側(Kona St.)のバス停からマーノア方面行きの5番バスに乗り、Mānoa Rd. + Kumuone St.で下車(乗車時間約30分)。バス停からライアン樹木園まで徒歩約20分。

まずは管理事務所へ

駐車場から奥に進むと、樹木園の管理事務所がある。ここで入園者全員の名前を記入する。入園料は定められていないが、寄付箱があり、一人5ドルの寄付が求められている。管理事務所では、樹木園やトレイルの地図が掲載されたパンフレットや、野鳥のチェックリストなどをもらうことができる。なお、敷地内にレストランやカフェはないが、ギフトショップで飲み物やスナックは販売されている。

トレイルのスタート地点は、駐車場の入り口近く(管理事務所の反対側)にある。敷地内はよく整備されており、標識も点在しているので、道に迷うことはあまりないだろう。

また、トレイルから外れたエリアにも様々な植物が植えてあり、種名、科名、学名などが記されたプレートがそれぞれに設置されているので、植物見学に適している。

ハイビスカス・コキオ
コキオ(kokiʻo)と呼ばれる、ハワイ固有のハイビスカス | 写真:崎津 鮠太郎

例えば、Native Hawaiian Plant Garden(ハワイ在来植物の庭)では、コア、オーヒア・レフア、ハイビスカスなどのハワイ在来の植物が植えられており、Hawaiian Ethnobotanical Garden(ハワイの民族植物学の庭)では、オヘ(南太平洋原産の竹)、ウアラ(サツマイモ)、キー(ティ)など、古代ハワイ人が衣食住のための道具や材料として利用した植物が植えられている。

また、Great Lawnと呼ばれる芝生広場もあり、ここでピクニックを楽しむ地元の家族連れも多い。私が出かけた日は、男性がフライフィッシングのキャスティング練習をしていた。

メイントレイルとサイドトレイル

ライアン樹木園(メイントレイル)
メイントレイル | 写真:崎津 鮠太郎

滝に向かうメイントレイル(本道)は、駐車場から北に伸びている。ほかにも、さまざまなサイドトレイルが本道から分かれている。サイドトレイルからは、Fern Valley(シダの谷)、Bromeliad Garden(アナナスの庭)、Inspiration Point(インスピレーション・ポイント)、Hawaiian Section(ハワイアン・セクション)などのエリアに行くことができる。

ライアン樹木園(インスピレーション・ポイント)
インスピレーション・ポイント | 写真:崎津 鮠太郎

アイフアラマ滝

メイントレイルの終点は、アイフアラマ滝(ʻAihualama Falls)という小さな滝である。滝がある川はアイフアラマ川(ʻAihualama Stream)で、ハワイ大学東側やアラワイのゴルフコース西側を通ってアラワイ運河に注ぐマーノア川(Mānoa Stream)の支流である。

アイフアラマ滝
アイフアラマ滝 | 写真:崎津 鮠太郎

滝の近くでは、チャイニーズグラウンドオーキッド (Chinese ground orchid)が綺麗な花をつけていた(ページトップの写真)。中国やオーストラリアなどが原産のランで、ハワイでは外来種としてカウアイ島、オアフ島、ラーナイ島、ハワイ島で自生している。

滝を楽しんだあと、来た道を戻った。

※この記事は、筆者の主観に基づいたハイキング日記であり、読者の皆様を安全なハイキングへと導くトレイルガイドではありません。この記事を参考にして実際にトレイルに行かれる場合は、必ず「ハワイでハイキング:はじめに」をお読みください。